介護派遣の登録型と紹介予定の違いとは?メリットとデメリットを解説

介護派遣の登録型と紹介予定の違いとは?メリットとデメリットを解説

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移転先:介護派遣の登録型と紹介予定の違いとは?メリットとデメリットを解説

派遣社員の働き方には「登録型派遣(一般労働者派遣)」「紹介予定派遣」「特定派遣」の3つの雇用形態が存在します。

介護派遣では「登録型派遣」と「紹介予定派遣」のどちらかを選ぶことになり、どちらの雇用形態にするべきか悩んでいる方も多いかと思います。

そこで今回は、介護派遣で多く見られる「登録型派遣」と「紹介予定派遣」の違いを分かりやすく解説します。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを十分に理解して、どちらの働き方が自分に合っているか見極めましょう。

登録型派遣とは?

登録型派遣(一般労働者派遣)は人材派遣求人の80%を占めており、「派遣=登録型派遣」という認識が一般的となっています。

介護士は、派遣会社に登録し派遣社員の契約を行います。そして派遣会社は、派遣先となる介護施設や事業所で派遣社員の派遣契約を行います。

契約が完了すると、派遣登録した介護士は派遣先の介護施設や事業所で就業します。

また、登録型派遣には派遣期間があり、派遣社員は引き続き同じ派遣先で働くか、別の派遣先で働くかを選ぶことが出来ます。

契約期間は派遣会社によって様々ですが、2ヶ月更新で最長6ヶ月といった場合が多いようです。

登録型派遣の仕組み

登録型派遣として働く場合は、まず派遣会社で派遣登録を行います。

派遣登録時に、どういった職場で働きたいか、時給はいくら欲しいか、どんなシフトがいいのかなど、様々な希望を提示することができます。

派遣会社は、介護士の希望に沿った派遣先(就業先)を探して紹介してくれます。紹介された派遣先で働きたいと思えば、派遣先の担当者との顔合わせや施設見学が実施されます。

その後、正式に派遣契約が交わされ、就業開始となります。

登録型派遣のメリット

自分で仕事を探す必要がない

派遣登録時に給料や勤務体制といった条件を出すだけで、あとは派遣会社が希望に沿った派遣先を探してくれます。

求人検索や応募手続きなど、面倒な作業は全部派遣会社が行ってくれます

もちろん途中で希望の変更も出来ますし、さらに細かな希望を追加することも可能です。

派遣期間が終了する前に次の職場に関する相談がありますので、収入がない期間を最小限に減らすことも出来ます。

仕事の相談ができる

派遣社員と派遣会社は、お互いにメリットがあるビジネスパートナーのような関係性となっています。

派遣社員が紹介された職場に納得し、契約期間をしっかりと働いてもらう事で派遣会社の利益に繋がります。

そのため、派遣会社はより良い条件の仕事を紹介してくれるでしょう

その他、仕事に関する悩みや不安などの相談に関しても、的確なアドバイスやサポートが受けられます。

自分のキャリアプランやライフスタイルに合わせて自由に働ける

派遣社員として多くの職場を経験し、介護士としてのスキルアップを目指したい人。結婚、出産、子育てといったライフスタイルに合わせて働きたい人。また、資格取得や趣味といったプライベートを基準に働きたい人など、仕事に求めることは人それぞれです。

これらの様々な要望に対しても、派遣社員なら自分が優先したいことを基準に仕事や働き方を自由選ぶことができます

登録型派遣のデメリット

同じ職場で長く働けない

登録型派遣のデメリットは、同じ職場で長く働けないことです。登録型派遣には「同じ職場に最長3年」という制限が設けられています。そうでなくても、派遣期間の平均は6ヶ月ほど。

派遣期間が終われば次の仕事に応募しなければいけません。仕事は派遣会社の担当が探してくれますが、新しい職場を転々とするワークスタイルがストレスと感じる方は厳しいかもしれません。

紹介予定派遣とは?

紹介予定派遣とは、派遣先での正社員雇用を目的とした派遣社員のことです。それ以外は登録型派遣とほとんど変わりません。

紹介予定派遣であれば、派遣先の介護施設や事業所で直接雇用してもらうことも可能です。

つまり、派遣期間中に「この職場で社員になりたいな」と思ったら、そのまま正社員(契約社員)として働くことができます。

もちろん、直接雇用は派遣社員と派遣先の双方合意の原則になりますので「この職場は違うな」と少しでも感じれば、契約期間の終了間際に次の求人の紹介を受けることも出来ます。

また、もう少しこの職場について知ってから正社員になりたいという場合でも、派遣の契約期間を更新してしばらく様子を見ることも出来ます。

紹介予定派遣の契約期間は最長6ヶ月と決まっていますが、登録型派遣と同じで2ヶ月毎に契約を見直している派遣会社もあります。

紹介予定派遣

契約から就業までの流れは登録型派遣とほとんど同じですが、直接雇用を前提としているため、慎重に派遣先を選ぶ必要がありそうです

また、週3日や夜勤専従などシフトに多様性がある登録型派遣に比べ、紹介予定派遣は社員と同じような週5日フルタイムといったシフトの仕事がほとんど。仕事選びには、ある程度の妥協も求められます。

紹介予定派遣のメリット

正社員となる職場を慎重に選べる

紹介予定派遣なら、正社員として働く前に職場の雰囲気や業務内容、人間関係などが事前にしっかりと知ることが出来るので、就業開始後の退職リスクを抑えることが出来ます

大手企業の正社員も目指すことができる

紹介予定派遣の仕事の中には、新卒や中途では入社が難しい大手企業の求人も多数存在します。

そういった企業に派遣社員として働くことで、仕事に対する頑張りが評価され、そのまま社員登録といったケースも多くみられます。

履歴書や面接では自分をアピールできない方にとって、紹介予定派遣は大きなチャンスとなるかもしれません。

派遣会社のサポートが受けられる

紹介予定派遣の登録を行うと、専任のキャリアコンサルタントが担当に付きます。あなたの希望条件に合った求人探しから、派遣先との仲介役、履歴書の書き方、面接練習、求人応募管理まで、様々なサポートを受けることが出来ます。

仕事が忙しくて転職活動がおろそかになってしまう方も少なくありません。

ですので、こういったサービスを有効利用して、転職成功に繋げていきましょう。

紹介予定派遣のデメリット

絶対に直接雇用されるとも限らない

紹介予定派遣は正社員雇用に向けた働き方と説明しましたが、必ずしも正社員になれるとは限りません。

あくまで、双方の合意が条件になりますので、こちらが正社員を希望しても、雇い主側に断られれば話が流れることもしばしば。

「紹介予定派遣なら安心」という油断をすることなく、派遣先では精一杯アピールすることが求められます。

求人の選択肢が少ない

介護派遣求人の8割が登録型派遣で残りの2割が紹介予定派遣と、求人数は圧倒的に少なくなっています。そのため、希望条件に合致する仕事が見つからないかもしれません。

エリアに関しても、紹介予定派遣を募集している施設は都心部がほとんど。地方で働きたい方にとっては不向きと言えます。

介護派遣は登録型と紹介予定のどっちがおすすめ?

以上、登録型派遣と紹介予定派遣のメリットとデメリットをご説明しました。どちらの働き方がご自身に合っているか、だいたい見当がついたと思います。

登録型派遣に向いている人

派遣社員のメリットを最大限に活かして、仕事もプライベートも充実させたい方は登録型派遣に向いているでしょう。

紹介予定派遣に向いている人

派遣社員として働きながらも、将来は正社員として安定した仕事に就きたいと考えている方は紹介予定派遣に向いていると言えるでしょう。

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